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【新日本×ROH】ゴールデン☆ラヴァーズ激勝!ケニーは飯伏とベストバウト獲り宣言!

[ 2018年2月25日 00:10 ]

新日本プロレス×ROH合同興行 HONOR RISING JAPAN 2018   ○飯伏、ケニー VS Cody、スカル● ( 2018年2月24日    東京・後楽園ホール )

ケニー・オメガ(左)と飯伏幸太のゴールデン☆ラヴァーズ
Photo By スポニチ

 23日の大会では、6人タッグマッチながらも飯伏幸太(35)とケニー・オメガ(34=カナダ)が同じコーナーに立ったが、今大会ではゴールデン☆ラヴァーズがタッグマッチとしての復帰戦となった。

 試合は、序盤から抗争するケニーとCody(32=米国)の激しい攻防に。その中でケニーは柵越えの場外ブランチャを敢行した。その後は“ゴールデン☆ラヴァーズ”の連係技を見せる場面もあった。しかし、その後は飯伏が捕まえる場面が続いたが、ケニーが入って流れを変える。

 試合が進んでいくとCodyとマーティ・スカル(29=英国)のチーム力が増していき、“ゴールデン☆ラヴァーズ”を脅かす場面もあった。だが最後はゴールデン☆ラヴァーズの新必殺技ゴールデン☆トリガー(二人で相手の腕を個々でクラッチしての膝蹴り)をマーティに決めて、タッグ復帰戦を白星で飾った。

 試合後ケニーは「ゴールデン☆ラヴァーズが復活ができました!」と開口一番に叫んだ。その後英語で「俺たちは戻ってきた。俺たちこそが世界最高のタッグチーム」と話すと会場は大歓声に。

 しかしそこにマット・ジャクソン(32=米国)とニック・ジャクソン(28=米国)のヤングバックスが乱入。マットがケニーの持っていたマイクを奪うと「お前たちは世界一ではない。俺たちが世界一のタッグチームだろ!俺たちは決めたんだ。俺たちはヘビー級タッグに挑戦する」とヘビー級タッグ戦線へ参戦宣言。2人はリングを降りて退場していった。

 それを聞いたケニーは「いつかはゴールデン☆ラヴァーズと戦うはずじゃないですかね?ちょっと考えるとそれはドリームカードじゃないですか!?それはみんなが見たい試合ですか?」と話すと会場から大歓声に包まれた。そしてパートナーの飯伏にヤングバックスと戦うことについて聞くと飯伏は「ケニー。絶対にいい試合になるから。組んでください。お願いします」と回答。続いてケニーは「しかも、(ヤングバックスとの試合は)ベストバウトを獲る可能性が高いから!だから久しぶりに飯伏さんとベストバウト獲りましょう!!」と話すとさらに会場は盛り上がった。

 最後はケニーの決め台詞「GOOD BYE&GOOD NIGHT!BANG!」大会を絞めた。

 バックステージでもケニーは「これが俺たちの望んでいたスタートだよね。ゴールデン☆ラヴァーズ、ミスはあったけど勝った」と話し始めた。続けて抗争しているCodyに向けて「これが俺たちゴールデン☆ラヴァーズの姿だ!これが終わりじゃない。お前がバレットクラブの輪を乱しているんじゃないか?」と言葉を残した。ヤングバックスが対戦アピールしてきたことについても「俺たちの友人であり、兄弟みたいな存在だ。俺は信じている。ゴールデン☆ラヴァーズがベストなタッグチームであることを証明したい」とコメントした。

 飯伏も続いて「ヤングバックスといつでも試合をしたいです。いつでも組んでいただいて、僕とケニーのゴールデン☆ラヴァーズが“世界最高”ということを見せたいです!証明しましょう!」と力強く話した。

 飯伏は約3年半ぶりにケニーとタッグを組んでみて「まだまだ試し運転。今からなのでこれからもっと良くなると思います」と手応えは上々だ。ケニーも「新しい連携とかも今日出しましたからね。もちろん100%完璧ではないけど、これからですよね」と手応えを感じていた。

 今後の目標を聞かれると飯伏は「最終的にはIWGPヘビー級のタッグベルトを獲りたい。それまでに各自で何か獲るものがあると思います。それを達成しつつ、タッグのベルトは獲りたいです」と話した。ケニーは「ベルトとか関係なく、“世界のベスト”を証明して見せたいです」と語った後「We can change the world」と宣言した。

 飯伏とケニーのゴールデン☆ラヴァーズは約3年半の期間を経て、再スタートを切った。当然、約3年半前から個々としても進化してきた。だからこそ2018年のゴールデン☆ラヴァーズは、今後ファンをワクワクさせてくれるだろう。その中でゴールデン☆ラヴァーズVSヤングバックスが実現すれば、日本発世界へ届ける最高の戦いになることは間違いない。

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2018年2月24日のニュース