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WBO世界フライ級王者・木村翔が殊勲賞も…ベルト間違え&派手な装飾で異彩

[ 2018年2月9日 15:32 ]

<ボクシング年間優秀選手表彰式>フォトセッションに応じる比嘉(左)と木村
Photo By スポニチ

 プロボクシングの2017年度年間優秀選手表彰式が9日、東京・水道橋の東京ドームホテルで開かれ、殊勲賞にはWBO世界フライ級王者・木村翔(29=青木)とWBA&IBF統一世界ライトフライ級王者・田口良一(29=ワタナベ)の2人が選ばれた。

 木村は昨年7月、五輪2連覇の中国の英雄・鄒市明(ゾウ・シミン)から敵地・上海で王座を奪取した試合が評価されての受賞。今月1日にインフルエンザを発症して出席があやぶまれたが、2日前に医師から許可が出たとあり、「来られてよかった」と胸をなで下ろした。殊勲賞については「素直にビックリしている。ありがたく思うし、この場に出られたことを誇りに思う」と話したが、同じWBOでも「世界」ではなく「アジア・パシフィック」のベルトを持参してしまうミス。しかも「世界を獲ったからいいや」とネイリストの元カノに頼んで派手に装飾を加えており、キラキラ光るベルトは会場でも異彩を放った。

 「(有吉将之)会長に怒られました」と苦笑いした木村だが、来週から練習再開の予定。「まずは一戦一戦防衛したい」と抱負を述べたが、同じ階級のWBC王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)との統一戦に関して問われると「そういう時期がくれば、僕ももう一段階ステップアップできる」と歓迎する一方、「日本人同士で削り合いをしなくてもいいのでは、というのもある」とも話した。

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2018年2月9日のニュース