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比嘉 V2一夜明け会見で統一戦希望「すぐにでもしたい できないなら上へ」

[ 2018年2月5日 11:31 ]

プールサイドで仲良くトロピカルドリンクを飲む比嘉(左)と具志堅会長
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 ボクシングのWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)が2度目の防衛成功から一夜明けた5日、那覇市内のホテルで会見した。

 地元・沖縄で37年ぶりの世界戦開催となった前夜は同級9位モイセス・フエンテス(30=メキシコ)に1回KO勝ちし、日本タイ記録の15試合連続KO勝利をマーク。試合後は具志堅用高会長らジムスタッフと食事し、後援会へのあいさつ回りを終えてホテルに戻ったのが午前2時頃だったという。その後は祝福メッセージが殺到した携帯電話と「にらめっこしていた。1時間ぐらい眠って回復した」と言い、「試合は1回で終わったけど、沖縄へ入ってからの準備期間がもの凄く長かったので、試合が終わるまで長く感じた」と振り返った。

 今後は減量の厳しさから「フライ級ではたぶん長くないと思っている。すぐにでも統一戦がしたいし、できないなら上へ行ってやりたい」と希望した。24日(日本時間25日)に米カリフォルニア州で行われる軽量級の興行「SUPERFLY2」の視察に合わせてロサンゼルスで初の米国キャンプを行うことが決定。「SUPERFLY2」はWBCのスーパーフライ級とWBA、IBFのフライ級で計3つのタイトルマッチが組まれており、そこで15戦全勝全KOの王者をアピールしたいという。ただし飛行機嫌いのため「米国へ行くのはいいけど、飛行機には長く乗りたくない」と苦笑した。

 具志堅会長によると、次戦はランキング1位ワシーム(パキスタン)との指名試合を5月頃に東京で予定。年内はあと3試合を予定しており、海外での試合のほか、元2階級制覇王者で現WBCフライ級4位の田中恒成(畑中)との対戦についても「面白いね、田中とやらせたい」と乗り気だった。

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