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田口「V10を」京口「防衛重ねたい」 次戦は5月が有力

[ 2018年1月23日 13:05 ]

今年の目標を色紙に記した田口(左)と京口
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 ボクシングのWBA&IBF統一世界ライトフライ級王者・田口良一(31=ワタナベ)とIBF世界ミニマム級王者・京口紘人(24=同)が23日、東京都品川区のワタナベジムで練習を再開した。昨年大みそかに田口はWBA王座7度目の防衛に成功すると同時にIBF王座を獲得し、京口も初防衛に成功。「周りの方々に祝福してもらって統一王者になった実感が沸いてきている」(田口)、「勝つと負けるので年越しするのはだいぶ違う。ホッとした」(京口)と話し、約3週間ぶりのジムワークではミット打ちやサンドバッグ打ちで汗を流した。

 田口は今年の目標として「V10」と色紙に記した。「今年は3回試合をしたいし、全部勝てば(防衛)10回に達する。現在7回なので、ここまで来たら2桁いってみたい。みんながワクワクする、見に行きたいと思われるカードをしていきたい」と抱負を語った。一方の京口は「価値を高める」。「ミニマム級の価値を疑問に思う声を聞いた。ファンが望むような試合をクリアしていくことが一番価値を高める。価値を高めるためにも防衛を重ねたい」と意気込んだ。

 ワタナベジムの渡辺均会長によると、2人の次戦は5月が有力で、6月にずれ込む可能性もあるとのこと。田口にはIBFからヘッキー・バドラー(南アフリカ)との対戦指令が出ている。京口については渡辺会長が「日本にも世界王者がいる(WBO王者・山中竜也)ので、統一戦をぜひ今年中にやりたい」と明かした。

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2018年1月23日のニュース