元ヘビー級王者フューリー　資格停止処分が解除　近々リング復帰の可能性も

タイソン・フューリー　（ＡＰ）
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　プロボクシングの元ヘビー級王者タイソン・フューリー（２９＝英国）に科せられていた資格停止処分が、英国ボクシング管理委員会によって解除された。

　この処分は禁止薬物の問題を抱えるフューリーに対して２０１６年に科されたもの。同委員会は１９日に発表した声明で処分解除を明らかにした。

　フューリーは２０１５年に３団体（ＷＢＡ、ＩＢＦ、ＷＢＯ）の統一ヘビー級王者ウラジミール・クリチコに挑戦して判定勝利。安定王者に土をつけ、一躍世界に名を馳せたが、その後はうつ病を患うなどして、この一戦を最後にリングから離れている。

　ただ、最近には練習を再開させており、近々に復帰戦の話も浮上。４月２１日（日本時間２２日）に英国のベルファストでカール・フランプトンとノニト・ドネアが激突する注目の一戦が予定されているが、米国のボクシングサイト「ボクシングシーン・ドットコム」によると、この前座カードで久々にフューリーのボクシングが見られる可能性があるという。