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村田“室伏イズム”実感!著書愛読「休む重要性」学んだ

[ 2018年1月17日 05:30 ]

沖縄の海をバックにポーズを取る村田
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が“室伏イズム”で最高のコンディションづくりを目指す。4月予定の初防衛戦へ向けた沖縄県国頭村での走り込みキャンプで、元陸上男子ハンマー投げの室伏広治氏の著書「ゾーンの入り方」を読んでいることを明かした。

 村田は同じ12年ロンドン五輪に出場した室伏氏を尊敬。これまでも練習面のアドバイスを受けてきたが、最高のパフォーマンスの導き方を論じた著書では「休む重要性」を改めて実感したという。村田自身、昨年10月の試合前は練習で追い込みすぎて試合直前まで不調だった。「コンディショニングの仕方を考えないといけない。抜くというのは凄く勇気がいるが、考え方を少し学べた」と話した。

 練習の合間には「もっと英語がうまくなりたい」と赤いシートで文字を隠す暗記用テキストを使い、受験生のように英単語や文法を勉強。「こういう時しかできないから。家ではできません」と笑った。頭と体を有効に使い、自らを高めていく。

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2018年1月17日のニュース