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小谷将寿 TKO負けで王座奪取ならず

[ 2018年1月13日 21:23 ]

TKO負けし、コーナーでぼう然の小谷
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 ボクシングの東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は13日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位の小谷将寿(30=平仲ボクシングスクール)は王者カルロス・マガレ(31=フィリピン)に10回50秒TKO負けし、王座奪取はならなかった。タイトル初挑戦だった小谷は25戦22勝(15KO)3敗、初防衛に成功したマガレは33戦22勝(11KO)8敗3分け。

 小谷はじりじりと前進してボディーやフックを振るったが、左のガードが低く、序盤から相手の右オーバーハンドを再三被弾した。4回には左フックを浴びて右目上を切り、この回終了時の公開採点は0―2(38―38、37―39、37―39)とリードを許した。その後はマガレのプレッシャーを受けて後退する場面が多くなり、左右のフックを受けて何度もぐらついた。ボディーやアッパーで反撃したものの、8回終了時の公開採点は1―2(78―74、74―78、74―78)。9回に左アッパーから右の返しを浴びてダウンし、この回終了直前にも右アッパーで2度目のダウンを喫したが、終了ゴングに救われた。しかし10回、右ストレートを浴びてのけぞったところでレフェリーが試合をストップした。

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2018年1月13日のニュース