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田口良一 2つの夢をかなえた2団体統一「最高にうれしい」

[ 2017年12月31日 22:15 ]

プロボクシングWBA&IBF世界ライトフライ級王座統一戦12回戦   WBA王者・田口良一―IBF王者ミラン・メリンド ( 2017年12月31日    東京・大田区総合体育館 )

<WBA・IBF世界ライトフライ級TM 田口良一・ミラン・メリンド>強打のメリンドと真っ向から打ち合い勝利した田口
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 国内では井岡一翔(井岡)、高山勝成に続く史上3人目となる2団体王座統一を果たしたWBA&IBFライトフライ級統一王者の田口良一(31=ワタナベ)は試合後、さわやかな笑顔を浮かべた。

 「最高にうれしいです。(WBA王座を)5回防衛したくらいから7回防衛するのと統一王者になるのが夢だった」と最高のかたちで17年を締めくくった。

 勝負は終盤だった。5月に八重樫東(大橋)を1回TKOで下し、IBF王者となったミラン・メリンド(29=フィリピン)の強打をフットワークでかわし、スタミナが切れるのを待った。ダウンこそ奪えなかったものの、10回以降は一方的に攻め、採点は116―112に117―111が2人と、快勝だった。

 「(統一戦の)舞台に立てて不思議な感覚。感慨深いです」と新年も新たな夢に向かってボクシング界を盛り上げる。

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