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初防衛戦の京口 トレーニングの成果で7月に比べ首周り2センチアップ「打たれ強さに比例するのでは」

[ 2017年12月29日 15:41 ]

予備検診を終えファイティングポーズを取るIBF世界ミニマム級王者・京口(右)と同級3位・ブイトラゴ
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 ボクシングのトリプル世界戦(31日、東京・大田区総合体育館)の予備検診が29日、東京・九段のホテルグランドパレスで行われ、出場6選手とも異常なしと診断された。

 IBF世界ミニマム級タイトルマッチは初防衛戦の王者・京口紘人(24=ワタナベ)が身長1メートル61・5、リーチが1メートル63・0を計測。挑戦者の同級3位カルロス・ブイトラゴ(26=ニカラグア)は1メートル60・8、リーチ1メートル65・5だった。京口は王座奪取時の7月に比べて首周りが2センチアップの37・5センチ、胸囲が2・2センチ増の91・0センチだった。

 京口はブイトラゴについて「むっちゃ顔ちっさいすね」と印象を述べ、厳しい表情をしていたことに「いいんじゃないですか。落ち着いているようで」と話した。首周りは王座奪取後、前後左右に100回動かすトレーニングを3セット、週3回行ってきたそうで「前回以上にやったのが数字で出ている。首の強化は打たれ強さに比例するのでは」と話した。減量は残り1・8キロで「今日は水抜き。岩盤浴で落とそうかな。3時間、ゆっくり長く入りたい」と明かした。

 一方のブイトラゴは厳しい表情について「自分の性格。勝つことが目標なので、こういう顔になった」と説明。会見では最後に自ら話すことを希望し、「公平な判定を望む」と注文をつけた。

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2017年12月29日のニュース