×

ホルヘ・リナレス ロマチェンコを語る「自分にとって難敵ではない」

[ 2017年12月28日 11:18 ]

ホルヘ・リナレス
Photo By スポニチ

 ホルヘ・リナレス(32=ベネズエラ、帝拳)とワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)の対戦は、ファンにとってぜひとも見たいカードの一つと言えるだろう。

 リナレスは過去にスーパーフェザー級とフェザー級を制覇し、現在はWBA世界ライト級王者に君臨。来年の1月27日に同級14位のメルシト・へスタ(30=フィリピン)との防衛戦を予定している。

 一方、WBO世界スーパーフェザー級王者のロマチェンコは、同級で圧倒的な強さを誇り、多くのボクシング関係者が全階級を通じて最強の王者として見ている。ライト級に転向してリナレスとの対戦が実現すれば、大きな話題となることだろう。

 ただ、リナレスはロマチェンコを周囲が言うほどの難敵とは考えていないようだ。へスタ戦へ向けてのトレーニングキャンプ中、ロマチェンコについての印象を聞かれたライト級王者はこう答えた。

 「ロマチェンコは素晴らしいファイター。彼に対して敬意を抱いているが、自分にとっては難しくない相手。自分とロマチェンコは足を使い、スピードがあるという点で似ているが、彼にはパワーがない。おそらく自分の方が上だね」。

 このコメントは米国のボクシングサイト「ボクシングシーン・ドットコム」が27日に掲載したもの。この言葉通り、リナレスがパワーでロマチェンコを圧倒することができるのか。両者が同じリングに上がることを期待したい。

続きを表示

2017年12月28日のニュース