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比嘉大吾 来年2月4日に防衛戦!日本タイ記録に意欲「来たな、この時が」

[ 2017年12月26日 11:18 ]

会見する比嘉(右)と具志堅会長
Photo By スポニチ

 ボクシングの白井・具志堅スポーツジムは26日、東京・九段のホテルグランドパレスで会見を開き、WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)の2度目の防衛戦を来年2月4日、沖縄県那覇市の沖縄県立武道館で開催すると発表した。対戦相手は同級10位で元2階級制覇王者のモイセス・フエンテス(30=メキシコ)。沖縄での世界タイトルマッチ開催は1981年3月、比嘉を指導する元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高会長が具志川市(現うるま市)でペドロ・フローレス(メキシコ)に12回KO負けして14度目の防衛に失敗して以来、37年ぶり4度目となる。

 10月22日にトマ・マソン(フランス)に7回終了TKO勝ちして初防衛に成功した比嘉はプロデビューから14連続KO勝利中。故郷・沖縄への凱旋試合で、同郷の元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史(帝拳ジム代表)らが持つ15連続KO勝利の日本タイ記録を狙う。比嘉は「いずれやると思っていたが、来たな、この時がという感じ。地元の人たちに見てもらいたい。あと1回KOで勝てば浜田さんの日本記録に並ぶ。2回勝って更新できるといい」と抱負。具志堅会長は「私がタイトルを失ったのが沖縄。37年ぶりに沖縄でやるのをうれしく思う。沖縄を元気づけたい。沖縄では50パーセントぐらいの視聴率で見てもらえるのでは」と期待した。

 フエンテスは30戦25勝(14KO)4敗1分けの右ボクサーファイターで、元WBO世界ミニマム級、元WBO世界ライトフライ級王者。昨年大みそかに空位のWBO世界ライトフライ級王座を田中恒成(畑中)と争い、5回TKO負けしている。身長1メートル69・3、リーチ1メートル73・0(田中戦時)は1メートル60・8、1メートル66・0の比嘉を大きく上回っており、比嘉はいかに距離を縮めるかが勝負のポイントとなりそうだ。試合はフジテレビ系列で生中継される予定。

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2017年12月26日のニュース