×

注目のアマエリート対決 リゴンドー「体格差問題ない」、ロマチェンコ「圧倒する」

[ 2017年12月2日 12:56 ]

ワシル・ロマチェンコ (AP)
Photo By AP

 ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)とギジェルモ・リゴンドー(37=キューバ)が激突するWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチは決戦の9日(日本時間10日)まであとわずか。五輪で2連覇を達成した同士のアマチュアエリート対決にファンの注目が集まっているが、米国のボクシングサイト「ボクシングニューズ・ドットコム」は1日に両者のコメントを掲載した。

 スーパーバンタム級王者のリゴンドーは階級を2つ上げてロマチェンコに挑戦。体格差で不利な立場にあるという指摘もあるが、本人は打倒ロマチェンコに自信を見せている。

 「この試合を実現させるために階級を上げるしかなかった。もう少し軽いウエイトで戦いたかったが、階級を2つ上げても戦えることを証明したい。これまでにない力強さを感じるし、階級を上げることによる悪影響はないね。ロマチェンコに圧勝して見せるさ。試合では自分のボクシングをやるだけ。不安なんてないよ」。

 自分のボクシングを貫くことはロマチェンコも同じ。初防衛戦から3試合連続で相手選手を棄権に追い込む圧倒的な強さを示しているが、リゴンドー戦でも同様の展開に持ち込むつもりだ。

 「リゴンドーが接近戦を仕掛けてくることはないと思う。彼のキャリアを見てもそういう試合をしたことがないからね。自分はボクサーではなく、ファイター。“判定で勝負が決することはない。最終回が終了するまでに試合を終わらせる”という気持ちでリングに臨む。KO勝利は約束できないけれど、自分がリゴンドーを圧倒することは確かだね」。

続きを表示

2017年12月2日のニュース