尾川 低重心戦法でKO狙う「悪い癖を出さないため」
IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦 同級4位・尾川堅一≪12回戦≫同級5位テビン・ファーマー ( 2017年12月9日 米ネバダ州ラスベガス )
世界初挑戦の尾川堅一が「低重心」でKOを狙う。
サウスポー対策として元2階級制覇王者・粟生隆寛(帝拳)らとスパーリングを積んできたが、先月から腰を落とし、すり足気味に前進してプレッシャーをかけるスタイルを導入したと明かした。日本拳法出身で、足を運ぶ時に「ピョンピョンはねる悪い癖が出る。それでは相手を下げられない」と低い重心を意識。頭を振ってパンチをかわす拳法の防御はそのままに、下半身はボクシングの動きというハイブリッドで重圧をかけ、右ストレートを打ち込むだ。3日に渡米する。
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