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8連続KO中の坂 初防衛戦へ「KOにこだわっているわけじゃないが、自然と相手が倒れてしまう」

[ 2017年11月30日 15:24 ]

日本フェザー級王座初防衛戦の坂晃典(右)とタイトル初挑戦の大橋健典
Photo By スポニチ

 ボクシングの日本フェザー級タイトルマッチ10回戦(12月1日、東京・後楽園ホール)の前日計量が30日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、初防衛戦の王者・坂晃典(25=仲里)、挑戦者の同級7位・大橋健典(28=角海老宝石)はともにリミットの57・1キロでパスした。戦績は坂が19戦16勝(13KO)3敗、大橋が20戦14勝(9KO)4敗2分け。

 現在8連続KO中の坂は4月、前王者・林翔太(畑中)に3回TKO勝ちして王座を奪取。その後ケガで試合間隔が空いたが、「ケガの理由にオーバーワークもあったから、ちょうどよかったと思う」と話した。大橋との対戦は「最初に(挑戦の)声をかけてくれたので決まった」と明かし、ハードパンチャー同士の対決に「自分はKOにこだわっているわけじゃないが、自然と相手が倒れてしまう。自分でも楽しみ。期待してください」とアピールした。

 一方、タイトル初挑戦の大橋は「やっと決まった試合。普段の試合と変わらないけど、持っている力を出せば勝てると思っている」と闘志を燃やした。坂については「全体的にレベルは高いが、これという特徴がない」と印象を話し、「どう来ても対応する練習はしてきたけど、やりあってくれるのが理想。倒すのが最優先」と打ち合いを歓迎。「ボクシングをやってきて、最低目標が日本王者。新人王も獲れなかったし、ベルトを手に入れてボクシングをやっていた証を残したい」と決意を語った。

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2017年11月30日のニュース