×

元ヘビー級王者フューリー ジョシュアの欠点を指摘 攻略のカギはアリ

[ 2017年11月27日 12:41 ]

タイソン・フューリー (AP)
Photo By AP

 プロボクシングの元ヘビー級王者タイソン・フューリー(29)が、現同級王者アンソニー・ジョシュア(28)の欠点を指摘。英国のラジオ局「トークスポート」が26日に配信したインタビュー音声の中でフューリーは次のように語った。

 「ジョシュアはフットワークがなく、上体の動きが乏しい。横への動きも良くないね。自分のようにフットワークのある相手と戦う時は、左右の動きが良くないと大変なことになる。自分は経験に裏打ちされたボクシングの知識が豊富で、そうした欠点を持つ相手の倒し方を知っている」。

 フューリーは2015年にウラジミール・クリチコからタイトルを奪取。しかし、その一戦以来、試合からは遠ざかり、約2年もリングを離れている。それでも、最近になってトレーニングを再開させるなど、復帰へ向けて動いている元王者。ジョシュア攻略法は「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ことだという。

 「やるべきことは動き回ってパンチをミスさせる。クリチコ戦のジョシュアはパンチを当てようと躍起になっていた。ムハマド・アリがジョージ・フォアマンと対戦した時を思い出せばいい。フットワークのあるアリが強打者のフォアマンを倒しただろ。思うにボクシング、特にヘビー級の試合というものは、チェスみたいなもので、頭を使うことが大事なのさ」。

続きを表示

2017年11月27日のニュース