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コバレフの猛打爆発!2回TKOで王座返り咲き ウォード2連敗から再起

[ 2017年11月27日 11:19 ]

シャブランスキー(手前)からダウンを奪ったコバレフ (AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBO世界ライトヘビー級王座決定戦は25日(日本時間26日)、米国のニューヨーク州で行われ、同級元王者のセルゲイ・コバレフ(34=ロシア)がヤラスラフ・シャブランスキー(30=ウクライナ)を2回TKOで下し、王座返り咲きを果たした。

 コバレフは昨年11月にアンドレ・ウォードとの頂上決戦に敗れ、王座から陥落。さらに6月の再戦でもウォードにKO負けで2連敗を喫した。もう後がない状況に立たされたが、再起戦では初回から“クラッシャー(破壊者)”のニックネーム通り、猛打が爆発。同級10位のシャブランスキーから計3度のダウンを奪う圧勝だった。

 この勝利で戦績は34戦31勝(27KO)2敗1分。再びベルトを腰に巻いたコバレフは「ライトヘビー級でベストになることが自分のゴール」と同級の王座統一に意欲を見せていた。一方、敗れたシャブランスキーは21戦19勝(16KO)2敗。

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2017年11月27日のニュース