ジェームズ・トニー　ジョシュアへメッセージ「ワイルダーとは米国で戦え」

アンソニー・ジョシュア　（ＡＰ）
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　プロボクシングの元３階級制覇王者ジェームズ・トニー（４９）が、ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア（２８）に「ワイルダーとは英国ではなく米国で戦え」とメッセージを送った。

　ジョシュアは２０１３年のプロデビューから２０戦全勝全ＫＯ。ライバル王者デオンテイ・ワイルダー（３２）との無敗対決が実現となれば、全世界が注目する一戦となることは間違いない。

　主戦地を母国の英国に置いているジョシュアだが、このビッグマッチは米国で行われるべきだと考えているのは、ミドル級、スーパーミドル級、そしてクルーザー級を制したトニー。２２日の英国スカイスポーツ（電子版）には以下のコメントが掲載されている。

　「どうしてジョシュアは米国で戦わないのだろうか？強者がそろっているのだから、米国で戦うべき。自分の強さを証明したいのなら、英国ではなく、米国で戦わないとダメだね」。

　やはり、ボクシング界は米国を中心に動いている。トニーはそう伝えたいのだろう。期待されるワイルダー戦については次のように語っていた。

　「自分はプロデビュー当初のジョシュアに会ったことがあるが、その時に“世界チャンピオンになれる”と彼に伝え、実際にそうなった。ワイルダーとは数ラウンドだけスパーリングで拳を交えたが、これといって強さを感じなかった。ただ、予想は五分五分といったところだね。一発いいパンチを当てた方が勝つよ」。