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小宮山工介K―1復帰戦 人命救助で負傷、復帰戦延期も判定勝ち!

[ 2017年11月23日 17:48 ]

K―1 WORLD GP 2017 JAPAN~初代ヘビー級王座決定トーナメント~ ( さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ )

7月に人命救助した小宮山は判定勝ちにホッとした表情
Photo By スポニチ

 7月に徳島県鳴門市で乗用車とトラックの衝突事故現場から負傷者を救出した小宮山工介(30=K―1ジム北斗会館)が、1年2カ月ぶりにK―1のリングに登場。スーパーフェザー級のスーパーファイトで、9月に現同級王者・大雅を破る波乱を起こしたスタウロス・エグザコスティディス(30=ギリシャ)と対戦し、2―0で判定勝ちした。序盤から回し蹴りを多用し、ハイキックなど足技で攻めたが、最終3回はエグザコスティディスの振るう左フックを被弾。それでも採点はジャッジ2人が1点差で小宮山を支持した。

 元々左足のけがでブランクをつくっていたが、救助の際に炎上するトラックの窓を肘打ちで割ったため、右肘を10針縫うケガ。当初9月に予定していた復帰戦が延期となっていた。試合については「相手はパンチ力も圧力も凄く強かったが、空手仕込みの蹴り技が効いた。今年はいろいろあったが、次につながる試合になった」と勝利にホッとした様子。今後の目標を聞かれると「あとは大雅選手しかいないでしょう。来年3月21日、3・2・1でチャンピオンになりたい」とタイトルマッチを熱望した。

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2017年11月23日のニュース