山中慎介　Ｔ・クルーズの肉体に「ＣＧかと思った」

「ザ・マミー／呪われた砂漠の王女」ブルーレイ＆ＤＶＤリリース記念リリースをＰＲする山中慎介
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　ボクシングの前ＷＢＣ世界バンタム級王者・山中慎介（３５＝帝拳）が２１日、東京都世田谷区の１０９シネマズ二子玉川で開かれた、「ザ・マミー／呪われた砂漠の王女」（トム・クルーズ主演）ブルーレイ＆ＤＶＤリリース記念「シネマティックＶＲアイデアコンペティション２０１７」優秀アイデア賞の発表授賞式に出席した。映画を見た山中はトム・クルーズの肉体に「とても５５歳とは思えない。顔が小さいのに体はムキムキ。ＣＧかと思った」と驚いたことを明かし、映画に出てみる気はないか、と問われると「演技がヤバいんで」と苦笑した。

　８月１５日に現王者ルイス・ネリ（メキシコ）に４回ＴＫＯ負けして１３度目の防衛に失敗したが、今月１日に現役続行を宣言。「続行したので堂々と（イベントに）出られるので気分がいい」と話した。ＷＢＣから指令が出たネリとの再戦については交渉中で、「正式には決まってはいないけど、ネリしかイメージしていない。たぶん試合は国内になると思う。来年１〜３月にはなるのではないか」とコメント。「試合が決まれば１カ月半前から実戦練習を始めるけど、今でしかできない練習もあるのでやっている」と話し、「結果で証明してみせます」とリベンジを宣言した。

　この日はジムの後輩で元ＷＢＣ世界フライ級王者の五十嵐俊幸（３３＝帝拳）が、１２月３１日に東京・大田区総合体育館でＷＢＯ同級王者・木村翔（２８＝青木）に挑戦することが発表された。「八重樫選手に負けたのが４年以上前。そこから練習も試合も見続けてきた。苦しさを乗り越え、やっと来たチャンス。最後と分かっているでしょうし、やってくれると信じてます」とエール。「仲間が勝ってくれればうれしいし、自分にとっても刺激になる」と話した。自身の試合スケジュール次第では、大みそかは現地応援も考えているという。