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木村翔「勝って愛ちゃんより有名なスポーツ選手に」 五十嵐俊幸と大みそかに激突!トリプル世界戦発表

[ 2017年11月21日 16:17 ]

会見を行った木村翔(左)と五十嵐俊幸
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBO世界フライ級王者・木村翔(28=青木)が12月31日に東京・大田区総合体育館で、同級1位・五十嵐俊幸(33=帝拳)と初防衛戦を行うことが21日、発表された。田口良一(30=ワタナベ)―ミラン・メリンド(29=フィリピン)のWBA&IBF世界ライトフライ級王座統一戦、京口紘人(23=ワタナベ)―カルロス・ブイトラゴ(25=ニカラグア)のIBF世界ミニマム級タイトルマッチと合わせたトリプル世界戦で、TBS系で全国生中継される。

 7月に敵地・上海で五輪2大会連続金メダリストの鄒市明(ゾウ・シミン、中国)に11回TKO勝ちして王座を奪った木村は、中国では卓球の福原愛やサッカーの本田圭佑、香川真司らに次いで有名な日本人スポーツ選手となった。「今回勝つことで、自分の世界がもっと広がってくると思う。勝って愛ちゃんより有名なスポーツ選手になりたい」と意気込んだ。例年は「家でダラダラしていた。いつか(リングに)立ちたいとすら思わなかった」という大みそかに注目の一戦に臨むとあって、「日本の皆さんにもしっかり顔を覚えてもらいたい」と話した。

 元WBC世界フライ級王者・五十嵐との対戦については「格で言ったら五十嵐さんが全て上。僕が王者だけど、チャレンジャーの気持ちを忘れないで試合をしたい」と強調。デビュー戦で1回KO負けするなどサウスポーには苦手意識があるというが、「左とばかりスパーリングを250ラウンド以上重ねて、対策はしっかりできている」と手応えを口にした。19日まで香港で1週間、タイ人の世界ランカーを相手にスパーリング合宿を行ったが、24日からはタイで2週間、週4回のスパーに取り組む予定。「大みそかの3試合で自分が一番いい試合をしたい。パンチがしっかり当たればKO決着になると思っている。泥臭い試合しかできないけど、必ず初防衛したい」と決意表明した。

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2017年11月21日のニュース