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ロマチェンコ リゴンドー戦の当日計量を承諾 オーバーなら罰金

[ 2017年11月18日 13:29 ]

ワシル・ロマチェンコ (AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)が、ギジェルモ・リゴンドー(37=キューバ)との防衛戦における当日計量の実施を承諾した。米国のスポーツ専門局ESPN(電子版)が17日に伝えた。

 両者は米国のニューヨーク州で12月9日(日本時間10日)に対戦予定。五輪で2連覇を達成した同士のアマチュアエリート対決にファンの注目が集まっている。ただ、スーパーバンタム級王者のリゴンドーは2階級上げてロマチェンコに挑戦。そこで陣営は体格差を極力抑えるために当日計量を求め、これをロマチェンコが承諾した。

 前日計量では当然、スーパーフェザー級リミットの130ポンド(58・97キロ)以下ではかりに乗る必要があるが、午前9時に実施される当日計量では、138ポンド(62・59キロ)をオーバーした場合、罰金が科されるという。試合は午後9時に開始予定。

 試合をプロモートするトップ・ランク社のカール・モレッティ副社長は「体格差で試合の結果が決まるわけではない」と話すが、当日計量の実施は、2階級も上げなければならないリゴンドーにとって朗報のはずだ。

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2017年11月18日のニュース