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比嘉 初防衛戦の敵は台風!?具志堅会長も不安顔

[ 2017年10月21日 15:19 ]

 ボクシングのトリプル世界戦(22日、東京・両国国技館)の前日計量が21日、東京・九段のホテルグランドパレスで行われ、WBC世界フライ級タイトルマッチは王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)がリミットの50・7キロ、挑戦者の同級5位トマ・マソン(27=フランス)は50・6キロで一発パスした。

 計量を終えた王者は毎回恒例の「黒あまざけ」をビンからごくり。乾いた体を潤して「幸せっす。うまい」と腹の底から息を吐き出した。「リングでは自分が戦うので、自分をしっかり持っていないといけない。リングの中では友達が助けてくれるわけでもない」と試合の1カ月前から家族や友人とは連絡を遮断して試合に備えてきた。それでも地元沖縄からは300〜400人規模の応援団が駆けつける予定。当日に東京入りする関係者も多く、具志堅会長は季節外れの台風21号の接近に「みんな飛行機に乗れるかな」と心配げだった。ただし比嘉の仕上がりに関しては不安はない。「前回は減量がきつくて試合1週間前は動ける状態じゃなかった。今回はスピードが違う」と語り、比嘉自身も「倒して勝つことにこだわらないといけない」と14連続KOでの初防衛を約束した。

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2017年10月21日のニュース