山中、薬物疑惑のネリ強行出場に「結論出ていないのにおかしい」

「イクメン・オブ・ザイヤー２０１７」を受賞した山中慎介（左）
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　ドーピング疑惑のＷＢＣ世界バンタム級王者ルイス・ネリ（２２＝メキシコ）が、１１月４日に地元ティフアナでアーサー・ビラヌエバ（２８＝フィリピン）とノンタイトル１０回戦を行うと発表した。

　山中慎介（３５＝帝拳）を破った試合前の検査で禁止薬物ジルパテロールに陽性反応を示したが、ＷＢＣはさらに調査が必要として裁定を先送り。処分未定のまま強行出場するネリは「世界王者としてティフアナで試合をするのが夢だった」と話した。

　山中は１８日に都内でイベント出席後に一報を聞き、「ビックリ。ドーピング問題の結論も出ていないのにおかしいと思う」と困惑。進退は「結論が出ないとどうしようもない」と保留したが、「続行にしろ引退にしろトレーニングは続けたい」とランニングを再開したことを明かした。