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具志堅流おもてなし!?フランスパン差し入れも“カウンター”に苦笑

[ 2017年10月17日 05:30 ]

WBC世界フライ級タイトルマッチ   王者・比嘉大吾≪12回戦≫同級5位トマ・マソン ( 2017年10月22日    両国国技館 )

会見中にフランスパンを取り出しマソン(左)に渡した具志堅会長(右)
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 WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井具志堅)に挑戦するトマ・マソン(27=フランス)が都内で練習を公開し、比嘉を指導する具志堅用高会長が視察に訪れた。会見では最前列に座って「日本は寒い?」などと質問し、ジム近くの「麻布十番モンタボー東京杉並店」で購入したフランスパンを差し入れ。「日本でも有名な店。試合までに食べてよ」と“先制パンチ”を繰り出したが、相手陣営から「チーズとワインはないの?」と“カウンター”を食らい苦笑いした。

 具志堅会長は「減量がきついようなら(パンは)渡さないつもりだった」と話したが、体重はリミットまで500グラムと主張する挑戦者を観察すると「もっときついと思うよ」と指摘。事実、撮影用に上半身裸となったマソンは腹部に脂肪がついており、「あの体だからね」とうなずいた。マソンは「持ち味はディフェンス。比嘉の連続KOは凄いが、自分をKOできるかは分からない」と強気。具志堅会長は「南米の選手と違って試合を諦めない。フランス料理を食べてるからね」と大真面目に話し、世界戦での日本VSフランスが過去5戦全敗というデータを取り上げて「比嘉が初めて破ってくれる」と期待した。

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