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村田、王座奪取へ「右」に手応え「当たれば間違いなく倒れる」

[ 2017年10月13日 05:30 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者アッサン・エンダム《12回戦》同級1位・村田諒太 ( 2017年10月22日    両国国技館 )

練習公開で2ラウンドのスパーリングを披露した村田(右)
Photo By 共同

 5カ月ぶりの再戦に臨む村田が都内で練習を公開し、テレビカメラ7台、100人以上の報道陣と関係者に2ラウンドのスパーリングを披露した。パートナーの元メキシコ王者アドリアン・ルナに強烈なプレッシャーをかけ右ストレートを打ち込んで好調をアピール。返しの左ボディーやジャブも鋭く、「右がいいタイミングとバランスで打てれば全体がいい。右が当たれば間違いなく倒れる」と手応えを示した。

 5月の王座決定戦は4回にエンダムからダウンを奪いながら不可解な判定負け。少ない手数が採点に影響した可能性もあり、村田はポイントを確実に取るために「相手が打ったら、もう一回返すことが必要」と自身のパンチで攻防を終わらせる重要性を指摘。初戦は相手の回復力を気にして「5回に倒しにいかなかったのがミス」と明かし、「チャンスが来たら多少無理してでもいく。ダウンしたら60〜70%でしか動けない」と必勝を期した。

 14年9月に村田と対戦(判定負け)し、今回で6度目のパートナーを務めるルナは「右のパンチが切れるようになった。当たればエンダムは眠る」と成長に太鼓判。「9回か10回にはつかまえて倒すと思う」と予想した。

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2017年10月13日のニュース