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“有名人”バンナ KINGレイナを評価「右手も強いし、バックブローも威力がある」

[ 2017年10月10日 20:14 ]

公開練習を終えてファイティングポーズを取るバンナ(左)とKINGレイナ
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 1st ROUND―秋の陣―」(15日、マリンメッセ福岡)に出場するジェロム・レ・バンナ(44)とKINGレイナ(21)が都内のジムで公開練習を行った。

 DEEPメガトン級王者ロッキー・マルティネス(31)と対戦するバンナは「コンディションはいい」と言う通り、44歳とは思えない素早い動きとパワフルな打撃を披露。「パリでは20代の選手と練習しているから、自分が年を取っているとは思わない」と自信たっぷりに話した。

 KINGレイナは所属ジムにこのほどムエタイを熟知するタイ人トレーナーが加わったことで、肘や膝の打撃が向上。公開練習では迫力十分の肘うちなどを披露した。「うまい人に教えてもらうと気分がいい。自分でも伸びている感じ」と手応えをつかんでいる。ただし、この技術を試合で使うかどうかは別問題という。対戦相手のクリスタル・ストークス(38)は1メートル83の長身だけに「相手が大きいから当たるかどうか。今回は寝技で行こうかな」と話した。

 バンナはK―1の番長として世間に広く知られた存在。だが、KINGレイナは長らく柔道に打ち込んでいたため、バンナがどんな選手か知らなかったという。「調べたらすごく有名な人だった。申し訳ない」と苦笑いだった。そのバンナからは「アグレッシブで常にプレッシャーをかけている。右手(の打撃)も強いし、バックブローも威力がある」と評価された。2人はたった一度の公開練習で打ち解けた様子で、報道陣の対応を終えるとKINGレイナのスマートフォンで、寄り添うようにして記念撮影していた。

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