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大橋会長、俳句で清水にエール プロ初タイトルへ「時が来た…」

[ 2017年10月1日 14:27 ]

大橋秀行会長(左)は東洋太平洋王座に臨む清水聡を表現した俳句を詠んだ
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦(2日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、プロ転向後初のタイトル挑戦となるロンド五輪バンタム級銅メダリスト・清水聡(31=大橋)はリミットいっぱいの57・1キロでパス。初防衛戦の王者ノ・サミュング(25=韓国)も57・1キロだった。

 清水は勝てば現WBO世界ライトフライ級王者・田中恒成(畑中)と並び、国内最速記録のプロ4戦目での東洋太平洋王座獲得となる。「そこは意識していなかった。(試合が決まったのは)タイミングなので」と話したものの、今回は体幹トレーニングに重点的に取り組んだとあって「今までで一番いいかも。減量もスムーズにいった。体はゴツくなったけど、筋量がついて脂肪が減った。クリンチワークの時に軸がぶれないのは大きい」と手応えを口にした。相手のノ・サミュングは6月に前王者・竹中良(三迫)から番狂わせでタイトルを奪ったが、「竹中は昔から体力がないから(笑い)。僕は体の強さがある」と自信たっぷりに話した。

 大橋秀行会長は「仕上がりは完璧。アマの頃に比べて接近戦でのショート、アッパー、ボディーブローとか凄く良くなっている」と太鼓判。1日朝にNHK教育テレビで放送された俳句番組に出演した同会長が「時が来た 銅メダルから 秋の夢」と詠むと、清水も「いけそうな気がします」と呼応した。

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2017年10月1日のニュース