コバレフ ウォードの引退を歓迎「選手にタイトル戦の機会が与えられる」
プロボクシングの3団体統一世界ライトヘビー級王者アンドレ・ウォード(33)が21日に現役引退を表明した。米国の専門誌「リング」が選ぶパウンド・フォー・パウンドランキングで1位に位置する現役最強ボクサーのウォード。ファンに惜しまれながらリングを去ることになったが、セルゲイ・コバレフ(34)はこの知らせを歓迎している。
コバレフはウォードと過去2戦2敗。ライトヘビー級王者だった昨年11月の対戦で判定負け。失ったタイトルを取り戻すべく臨んだ7カ月後の再戦でも8回TKOで敗れた。米国のゴシップサイト「TMZ」は同日にコバレフへの取材を敢行。同サイトに掲載された動画の中で元王者は次のように話した。
「ウォードの引退が事実なら、ボクシング界にとっては良いことだ。ライトヘビー級には素晴らしい選手が揃っており、彼らにタイトル戦の機会が与えられるからね。いい試合が見られるという意味で、ファンにとっても良いことではないかな」。
結果的にウォードのラストファイトの相手となったコバレフ。自身は11月25日(日本時間26日)に再起戦が決まったばかりだが、こんなジョークも飛ばしていた。
「ウォードは俺が再起すると聞いて引退を決めたのだろう。数試合後に第3戦が組まれるべきだったが、彼はリングを去ってしまった。俺は再戦する前に彼のキャリアを終わらせてやると言ったが、本当にそうなっただろ」。
2017年9月22日のニュース
-
コバレフ ウォードの引退を歓迎「選手にタイトル戦の機会が与えられる」
[ 2017年9月22日 14:53 ] 格闘技
-
異常な採点の生まれ方――統一世界ミドル級タイトルマッチ
[ 2017年9月22日 10:00 ] 格闘技
-
アンドレ・ウォード 電撃引退表明!現役最強ボクサーがリング去る「ミッション終了」
[ 2017年9月22日 09:18 ] 格闘技
-
尚弥まずは統一戦こだわる 来年中にはバンタム級転向視野も
[ 2017年9月22日 05:30 ] 格闘技
-
村田 エンダム戦に米国製グローブ初投入「握りの感じ凄くいい」
[ 2017年9月22日 05:30 ] 格闘技
-
木村&五十嵐に対戦交渉指示 本田会長「1、2週間で決まる」
[ 2017年9月22日 05:30 ] 格闘技