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メイウェザー マクレガー戦は実力の50% 父シニア氏「練習をせずに打ちのめした」

[ 2017年9月10日 11:02 ]

メイウェザーのパンチがマクレガーの顔面を捉える (AP)
Photo By AP

 フロイド・メイウェザーは8月26日に行われたコナー・マクレガーとのスーパーウエルター級12回戦で10回TKO勝利。プロボクシングの元5階級制覇王者メイウェザーがマクレガーとの格の違いを見せつけたが、この試合へ向けての練習をほとんどしていなかったと話すのは、父親でトレーナーのフロイド・メイウェザー・シニア氏(64)だ。

 メイウェザーはマクレガー戦後の会見において、拳を痛めやすいため、少なくとも試合前の1カ月間はスパーリングをしないようにしていたと明かしていたが、米国のニュースサイト「フィリーボイス・ドットコム」には、次のようなシニア氏のコメントが掲載されている。

 「息子がもっと練習を重ねていれば、もう少し早くマクレガーをノックアウトしていただろうね。練習をせずに相手を打ちのめしたという訳さ。マクレガーに対してこれまでの試合と同様の準備をしていたら、もっと早くに決着がついていたはず。世界中のファンがマクレガー戦で見たものは、息子の実力からすれば、50%のパフォーマンス。自分が思うに、息子はマクレガーに対して本気を出していなかったね。真のフロイド・メイウェザーだったら、マクレガーは2ラウンドまでもたなかったはずだよ」。

 実際、メイウェザーはマクレガー戦に向けて軽めのメニューをこなす程度だったようで、陣営の一人も「練習よりも試合のプロモートに多くの時間を費やしていた」と語っている。

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2017年9月10日のニュース