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井上尚弥が公開練習 米メディア殺到「期待されているのを感じる」

[ 2017年9月7日 08:30 ]

公開練習でシャドーボクシングを披露した井上尚弥
Photo By スポニチ

 9日(日本時間10日)に米デビュー戦を予定しているボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)が6日(同7日)、米ロサンゼルス市内のジムで公開練習を行った。プロデビューから全13試合を日本国内で戦ってきたにも関わらず、米国で高い評価を受けるスター候補の姿を初めて生で見られるとあって、50人以上のメディアが取材に殺到。米専門誌リングなどが矢継ぎ早にインタビューを行い、「モンスターというニックネームの由来は?」「ローマン・ゴンサレスと戦ったら勝てるか?」など質問を連発した。上半身裸になってシャドーボクシングを披露すると、リングをムービーとスチール合わせて30台以上のカメラが取り囲み、注目の高さをうかがわせた。

 3日にロサンゼルス入りした井上尚は「体調はバッチリ。気候がいいですね。日本の暑さと違って乾燥している」と早くも環境に慣れた様子。時差ぼけも全くなく、よく眠れているという。殺到した取材にも丁寧に対応し、「期待されているのを感じる。また呼んでもらえるような選手になりたい」と話した。

 井上尚はローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア、帝拳)やカルロス・クアドラス(29=メキシコ、帝拳)らスーパーフライ級のトップ選手が集結する興行「SUPERFLY」(米カリフォルニア州カーソン、スタブハブ・センター)のセミファイナルに登場。同級7位のアントニオ・ニエベス(30=米国)を相手に6度目の防衛戦を行う。

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