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亀海が会見、デラホーヤ氏から新ニックネーム「鉄のハート」

[ 2017年8月25日 06:42 ]

亀海(右から2人目)はコット(左)、デラホーヤ氏(中)らと写真に収まる
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBO世界スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦(26日=日本時間27日)で同級1位の元4階級制覇王者ミゲル・コット(36=プエルトリコ)と対戦する同級6位の亀海喜寛(34=帝拳)が24日(同25日)、試合会場の米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで開かれた記者会見に出席した。米国で過去8試合を戦っている亀海はビッグネーム相手の世界初挑戦にも関わらず、落ち着いた表情。興業を主催するゴールデンボーイ・プロモーションズのCEOで元6階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ氏から「コラソン・デ・アセロ(鉄のハート)、ヨシヒロ・カメガイ」と新たなニックネームで紹介された。

 亀海は「皆さん、こんにちは。日本の亀海喜寛です」と日本語であいさつ。試合を中継する米HBOテレビやプロモーター、スポンサーなど関係者に感謝を述べ、「何度も激しい戦いが繰り広げられてきたスタブハブ・センターに戻ってこられて光栄ですし、偉大なチャンピオン、ミゲル・コットと戦えることも本当に光栄です」と話した。「初めてのタイトルマッチですが、WBOというノニト・ドネア、マルコ・アントニオ・バレラ、オスカー・デラホーヤ、そしてミゲル・コットという偉大なチャンピオンたちが獲ってきた偉大なタイトルに挑戦できることが凄く光栄です。オスカー(デラホーヤ氏)が言ってくれた、鉄のハートを持ったような試合を、HBOで皆さんに提供できるように全力で戦います」と意気込んだ。

 亀海は漫画家の高橋ツトム氏、イラストレーターの寺田克也氏とコラボして作製した、鉄の心臓からネジが飛び出しているイラスト入りのオリジナルTシャツを着用。デラホーヤ氏が当初から自身のことを「コラソン」と呼んでくれていたことを明かし、「鉄のハートと言ってくれて本当に良かった」と笑顔。かつては頭脳的でテクニカルな戦いぶりから「マエストリート(小さな教授)」というニックネームだったが、「(新しいニックネームは)もの凄く気に入っている。こちら(米国)ではテクニックで戦うタイプではなく、ハートが一番の強さなので。ネジが飛んでいるような試合をする」と説明した。

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2017年8月25日のニュース