×

山中慎介、唇かむ…長男の特製メダルは「敗者のメダルに変わった」

[ 2017年8月16日 12:39 ]

<WBC世界バンタム級>防衛失敗から一夜明け、記者会見を行う山中
Photo By スポニチ

 ボクシング前WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)が王座陥落から一夜明けた16日、京都市内で会見し、入場時に首から提げていた“特製メダル”について言及した。

 勝てば日本記録に並ぶ13度目の防衛戦に向けて、長男・豪祐くんが「WBC」と書いたメダルを製作。プレゼントされた山中はリングインした時、お守りのようにギュッと握りしめた。「長男が生まれる前からチャンピオンだったので、その子がアルファベットを書けるようになり、いろいろと考えさせられるものあった」という。

 ところが、家族の祈りも通じず、セコンドがタオルを投入して無念の4回TKO負け。「結果出せなくて本当に悔しい。こういう会見でベルトないのは凄く違和感ある」と唇をかんだ元チャンピオン。そして、「試合後は敗者のメダルに変わっていた。現実というのはそういうものですね」と悔しさをにじませた。

続きを表示

2017年8月16日のニュース