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王座奪取の木村 WBOからベルト届く、次は知名度アップだ

[ 2017年8月5日 05:30 ]

届いたばかりのベルトを腰に巻き、重さを実感する木村翔
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBO世界フライ級新王者・木村翔(28=青木)が都内で会見し、WBOから届いたベルトをお披露目した。「とても重い。アジア(WBOアジアパシフィック王座)も持っているが、光り具合が違う」と顔をほころばせた。

 先月28日に五輪2連覇の中国の英雄、鄒市明(ゾウシミン)を敵地・上海で破る大金星。メールで米専門誌リングのインタビューを受けたほか、中国から取材依頼が殺到し、23日に上海で行われる興行にも招待されたという。帰国後も中国人から声を掛けられる人気ぶりだが、「日本人はゼロ。これから頑張る」と苦笑いした。

 「ファイトマネーで借金を返済した」と明かした王者は来週からビール配達の仕事を再開。お盆には埼玉・熊谷へ帰省し、20歳の時に亡くなった母・真由美さんの墓前に報告する。右目尻の傷が癒えてから練習も再開する予定で「一日でも長く王者でいたい。責任感を持って今まで以上に練習する」ときっぱり。初防衛戦は指名試合のほか、鄒市明と再戦する可能性もあるが「鄒が望むならどこでやってもいい」と意気込んだ。

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2017年8月5日のニュース