×

メイウェザー グローブ変更の要求却下される マクレガー戦は10オンス

[ 2017年8月3日 10:30 ]

会見でにらみ合うメイウェザー(左)とマクレガー (AP)
Photo By AP

 米国ネバダ州のアスレチックコミッション(NSAC)は8月26日(日本時間27日)に行われるフロイド・メイウェザーとコナー・マクレガーのスーパーウエルター級12回戦において、両者が10オンス(約283グラム)のグローブを着用するように義務付けた。

 プロボクシングではミニマム級からスーパーライト級までが8オンス(約226グラム)、ウエルター級から上の階級では10オンスのグローブか使われる。これはより大きく重いグローブの方がパンチの衝撃力が小さくなるという安全面の配慮だが、総合格闘技UFCのライト級王者マクレガーは「奴はパンチを恐れて意図的に試合をスーパーウエルター級で行うことを望んだ」とメイウェザーを挑発。これに対してプロボクシングの元5階級制覇王者も次のように応戦したのだった。

 「ならば、8オンスのグローブで試合をやろうじゃないか。マクレガーはどのメーカーのグローブを使っても構わないさ。俺はグラント社のものを使う。マクレガーがリング上で自分が有利になると思えるのなら、何でも願いを聞いてやるさ。ボクシングと格闘技のファンに彼らが見たいものを提供しようじゃないか」。

 しかし、NSACの事務局長を務めるボブ・ベネット氏はこのメイウェザーの要求を却下。同氏はスポーツ専門局のESPNに対し、「NSACにとって選手の健康と安全を守ることは最重要事項。我々のルールではその階級で適切なグローブを着用するように定めている」と語った。

続きを表示

2017年8月3日のニュース