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UFC214 ジョーンズが王座返り咲き ライバルのコーミエを3回KO

[ 2017年7月30日 14:59 ]

UFCライトヘビー級新王者に就いたジョン・ジョーンズ (AP)
Photo By AP

 総合格闘技のUFC214は29日(日本時間30日)に米国のカリフォルニア州で開催され、メインのライトヘビー級タイトルマッチは挑戦者のジョン・ジョーンズ(30=米国)が王者のダニエル・コーミエ(38=米国)を3回KOで下し、新王者に就いた。同級元王者のジョーンズは王座返り咲き。

 両者は2015年に一度対戦。その時は判定でジョーンズが勝利したが、今回はより明白なかたちで勝敗が決した。3回、ジョーンズの左ハイキックがコーミエの顔面をクリーンヒット。バランスを崩して金網へと倒れ込んだコーミエに対し、ジョーンズがしばらく上からパンチを振り続けると、レフェリーが2人に割って入った。

 これで戦績はジョーンズが24戦23勝1敗。一方、3度目の防衛に失敗したコーミエは21戦19勝2敗。ジョーンズは試合後に「素晴らしいライバルであるコーミエに感謝したい。彼こそが真のチャンピオンだ」と敗者を称えた。

 セミメインのウエルター級タイトルマッチは王者のタイロン・ウッドリー(35=米国)が挑戦者のデミアン・マイア(39=ブラジル)を判定で下し、3度目の防衛に成功。女子フェザー級王座決定戦はクリス・サイボーグ(32=ブラジル)がトーニャ・エヴァンジャー(36=米国)を3回TKOで下し、新王者に就いた。

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2017年7月30日のニュース