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元女子競輪選手の島野りーみん 体重20キロ以上落とし29日デビュー戦

[ 2017年7月28日 15:14 ]

前日計量をクリアした元女子競輪選手の島野
Photo By スポニチ

 29日に東京・後楽園ホールでプロボクシングにデビューする元女子競輪選手の島野りーみん=旧姓・中山麗敏=(35=TEAM 10COUNT)が28日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた前日計量を58・4キロでパスした。スーパーフェザー級4回戦で、同じくデビューの椙元慧(新日本カスガ)と戦うもので、椙元も58・4キロだった。

 島野はガールズケイリンの1期生で、女子競輪が48年ぶりに復活した2012年7月1日(平塚競輪場)の最初のレースを制するなど通算49勝をマーク。米国の大学へ留学した際にボクシングの経験があり、当初は東京五輪出場を目指して今年2月に競輪を引退した。しかし、プロ競技の経験者は日本代表になれないと知らされ、プロデビューを決意。“競輪仕様”で昨年は80キロもあった体重を20キロ以上落とし、デビュー戦に臨む。「ヘッドギアをつけないのは初めてなので、ディフェンスだけ忘れないようにして、しっかり結果を出したい。(鳥海純)会長からは“ワンツーだけで倒してこい”と言われている」と抱負を述べた。

 試合当日は女子競輪の現役選手や関係者らが約100人来場する予定。「なんで辞めたの、と言われていたので、辞めてまでボクシングに懸けているんだというところをしっかり見せたい」と意気込んだ。

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2017年7月28日のニュース