河野　１０・７香港でツォーと対戦「最後はＫＯします」

香港での一戦に気合いを見せる河野公平（左）と後藤あゆみ
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　ボクシングの元ＷＢＡ世界スーパーフライ級王者・河野公平（３６＝ワタナベ）が２４日、東京都品川区のワタナベジムで会見し、１０月７日にＷＢＯ世界同級２位レックス・ツォー（中国）と対戦することを改めて発表した。

　場所はツォーの本拠地である香港のコンベンション＆エキシビションセンターで、ツォーが保持するＷＢＯインターナショナル同級王座（日本非公認）を懸けて１２回戦で行われる。セミファイナルには東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・後藤あゆみ（ワタナベ）も防衛戦を行う予定となっている。

　会見にはツォーが所属する香港ＤＥＦプロモーションズのジェイ・ラウ氏も出席。試合の調印を済ませると「２人ともエキサイティングな選手。素晴らしい試合になるだろう」とあいさつした。ツォーは香港のスター選手とあって、８０００人収容の会場は既に３０００枚のチケットが売れているという。

　河野は２３日にタイ人選手に５回ＴＫＯ勝ちし、昨年末にＷＢＯ世界スーパーフライ級王者・井上尚弥に敗れてからの再起に成功。「やっとレックスと試合ができる。アグレッシブに打ち合うタイプなので自分とは噛み合う。亀田選手と戦った時のような熱い戦いをして、最後はＫＯします」と視線を鋭くした。