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王者・田口、6度目防衛へ静かに闘志「勝つと思ってます」

[ 2017年7月22日 14:48 ]

<WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ>調印式を終え、にらみ合う田口(右)とバレラ
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 ボクシングのダブル世界戦(23日)の調印式と前日計量が22日、試合会場の東京・大田区総合体育館で行われた。WBA世界ライトフライ級タイトルマッチの計量は6度目の防衛を目指す王者・田口良一(30=ワタナベ)、挑戦者の同級1位ロベルト・バレラ(24=コロンビア)ともにリミットいっぱいの48・9キロで一発パスした。

 今回で7度目の世界戦となる田口は「気持ちはいつもどおり落ち着いている。相手は強敵だが、自分のことを信じて力を出せれば問題ない。自信?普通にあります。勝つと思ってます」と静かに闘志を高めた。勝てばWBO同級王者・田中恒成(畑中)との統一戦が現実味を帯びるが「皆さんが望んでいるカードはぜひやりたい。まずは明日の試合に必ず、確実に勝つことです」と話した。

 一方のバレラは自身が大きく描かれたTシャツを来て登場。「コンディションはとてもいい。コロンビアは今、男子の世界王者がいないので、明日はコロンビアと息子(4歳のロベルトアンドレス君)のために戦う」と意気込んだ。統一戦の話を振られても「まずは田口に勝たないと。勝った後に他のライバルのことは考えたい」と、この一戦に集中している様子を見せた。

 なお、使用グローブは日本製8オンスで、色は田口がお気に入りの青、バレラが白を選択。オフィシャルはレフェリーがラッセル・モラ氏(米国)、ジャッジがアルフレド・ポランコ(メキシコ)、ロベルト・ラミレス(プエルトリコ)、スタンリー・クリストドーロー(南アフリカ)の3氏。

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2017年7月22日のニュース