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京口 粉砕を予告「案外もろいっすよ チョコレートは パキッと折れる」

[ 2017年7月21日 15:11 ]

アルグメド(左)の腹筋を見て「チョコレートみたい」と感想を口にする京口(中央)
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(23日)の予備検診が21日、試合会場の東京・大田区総合体育館で行われ、出場4選手とも問題なしと診断された。IBF世界ミニマム級タイトルマッチでは、世界初挑戦の同級9位・京口紘人(23=ワタナベ)が身長1メートル61・0、リーチ1メートル62・0だったのに対し、王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)は身長こそ0・8センチ低い1メートル60・2だったものの、リーチは1メートル64・0と逆に2センチ長かった。また、ナックル(拳の周囲)は左27・6センチ、右28・1センチで、25・5センチ、25・4センチの京口よりも大きさが目立った。

 アルグメドは「来日した時よりもコンディションは良くなっている」と笑顔。京口の印象について「怪物のように大きいというわけじゃない。体型的にも似ているから安心した」と答え、「表情は眠っているように見えた」と話すと、後ろで聞いていた京口が「ムッチャ眠い」と反応して笑いを誘った。ナックルの大きさについても「練習で大きくなったと思う。もちろん試合には有利に働く」と断言した。

 京口は初体験の予備検診の数値について「思ったより悪くないんじゃないか。アマチュアではいろんな体型の選手とやっていたし、特に気にしていない」と振り返り、ナックルの差を問われると「拳の大きさで勝負が決まるわけじゃない」と切り捨てた。アルグメドの印象については「鼻が大きいすよね。それをへし折ってやる?そういう気持ちでいいのでは」と答え、「腹筋は凄いけど、思ったより大きく感じなかった。チョコレートみたいな腹筋をしている」とコメント。「案外もろいっすよ。チョコレートは。パキッと折れる」とボディーで粉砕することを予告した。

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2017年7月21日のニュース