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田口 6度目の防衛戦へ「評価下がったと思う いい内容で勝ちたい」

[ 2017年7月18日 17:28 ]

ミット打ちの練習をする田口(右)
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ライトフライ級王者・田口良一(30=ワタナベ)が18日、東京都品川区のワタナベジムで、6度目の防衛戦(23日、東京・大田区総合体育館)へ向けた練習を公開した。

 日本ミニマム級3位・谷口将隆(23=ワタナベ)とマススパーリングを2ラウンド行い、石原雄太トレーナー相手のミット打ちでは強烈な左ボディーを披露。調整具合を問われ「ムラがあったけど、最後に来て上がっていると感じた。100パーセントに近い」と手応えを口にした。7月の試合は過去5戦全勝(3KO)と相性が良く「デビュー戦も7月で、これまで内容的に7月は良かった。いい試合内容、結果が期待できる」と話した。

 挑戦者の同級1位ロベルト・バレラ(24=コロンビア)は右構えながら試合中に何度もサウスポーへスイッチするのが特徴。田口は「自分もスイッチするけど自分の比じゃない。左でずっとやる時もある」と説明し、試合へ向けた約90ラウンドのスパーリングでは「左の選手の方が多かった。どう来ても対応できるようにやってきた」と明かした。

 昨年末の5度目の防衛戦は引き分け防衛。「評価が下がったと思う。次はいい内容で勝ちたい」と意気込んだ。試合当日には統一戦を希望するWBO同級王者・田中恒成(22=畑中)がテレビゲストとして来場することも決定。「目標は統一戦だけど負けたら元も子もない。今はバレラ選手に集中している」と話すにとどめた。

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2017年7月18日のニュース