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清水 初のタイトル戦、国内最速タイ4戦目で東洋太平洋王者へ

[ 2017年7月12日 05:30 ]

プロ初のタイトル挑戦が決まった清水聡
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 ボクシングの12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリスト・清水聡(31=大橋)のプロ転向後初のタイトル戦が決まった。10月2日に後楽園ホールで東洋太平洋フェザー級王者ノ・サミュング(25=韓国)に挑戦する。プロ3戦全KO勝ちの清水が勝てば、現WBO世界ライトフライ級王者・田中恒成(畑中)に並び国内最速記録のプロ4戦目での東洋太平洋王座獲得となる。

 横浜市内で会見した清水は「こんなに早く挑戦できるとは。ベルトという形のあるものが手に入るのは凄くうれしい」と話した。ロンドン五輪時のチームメートだった村田諒太(帝拳)は5月に世界初挑戦したものの、不可解な判定負け。「村田もまだ(プロのベルトは)持ってない。悪いけど1つ上へ行かせてもらう」と笑った。

 ノ・サミュングは5月に竹中良(三迫)をKOして王座を奪取。「かなりタフな選手だけど、最後はこの“ダイヤモンドレフト”で倒したい」と左の拳を突き上げた。“ダイヤモンド”は清水の硬い拳に驚いたお笑いコンビ「さまぁ〜ず」がテレビ番組で命名したもので、「当たれば大変なことになる」とニヤリ。大橋ジムの大橋秀行会長は「ここでいい試合で勝てば、来年には世界挑戦させたい」とプランを明かした。

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2017年7月12日のニュース