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三浦 王座奪回へ調整順調「人生懸け」9日に渡米

[ 2017年7月9日 05:30 ]

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ   王者ミゲル・ベルチェルト≪12回戦≫同級1位・三浦隆司 ( 2017年7月15日    米ロサンゼルス )

迫力ある左ストレートを放つ三浦(奥)
Photo By スポニチ

 王座奪回を狙う三浦隆司(33=帝拳)が都内の所属ジムで、国内での練習を打ち上げた。フィリピン人パートナー2人と行った4ラウンドのスパーリングでは足の運びが良く、プレスをかけてからのボディーなど積極的に左が出る上々の内容。体重もリミット(58・9キロ)まで2キロと9日の渡米を前に順調で、「このまま試合できれば勝てると思うので、今日の感覚を忘れずにやりたい」と手応えを口にした。

 当初2ラウンドを予定していたミット打ちでは「この感覚で試合がしたい」と、さらに2ラウンドを“おかわり”。王者ベルチェルトは三浦の強打を避けるためにアウトボクシングを宣言しているが「うのみにはしない」と話し、「人生が懸かっている大きな試合」と自ら気合を入れた。

 前日の七夕では、平仮名が書けるようになった5歳の長男・武元(たけはる)君が「ぼくしんぐ」と短冊に書いたという。「ボクシングで何がしたいんでしょう」。家族の話題で笑顔になった三浦は「自分は何も書かなかった」と照れたが、お願いなら“もう一度世界王者”で決まっている。

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2017年7月9日のニュース