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比嘉大吾 宮古島で祝賀パレード 約3000人集まる 具志堅用高会長「俺以上に強くなる」

[ 2017年6月11日 18:38 ]

具志堅用高会長(左)とポーズを取る比嘉大吾
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(21=白井具志堅)が11日、高校時代を過ごした沖縄・宮古島で祝賀パレードを行った。この日昼過ぎに那覇から、ボクシングを始めた原点の地・宮古島入り。空港に到着すると、指笛や拍手で迎えられ、航空会社の職員から花束を贈呈された。

 午後4時からは具志堅用高会長とともにオープンカーに乗り、島中心部の通りを30分かけてパレード。宮古島ではイチロー在籍時にオリックスが優勝して以来というパレードには約3000人が詰めかけた。車上で握手攻めとなった比嘉は「最高ですね。知っている顔もあったけど見たことがない人も多かった。頑張った甲斐があった」と喜びをかみしめた。

 その後、市庁舎前の特設会場に移動して開かれた報告会にも約500人が出席し、会場は熱気ムンムン。比嘉は「みなさんの応援のおかげで世界を獲ることができた。テレビを見ている宮古島の人からの圧力が凄くて、2ラウンドから頑張りました」と話して笑わせた。具志堅会長は「宮古島で比嘉に会ってから3年。チャンピオンになって宮古島に帰るという夢が実現した。比嘉はもっと強くなる。俺以上に強くなる。これから宮古島にもっと大きな夢を与えると思う」とあいさつした。

 具志堅会長は次戦について「東京からボクシング担当記者が来ているので詳しくは言えないが、年内、秋頃にもう1回やります」と話し、「宮古島に5000人ぐらい入る場所があれば、いつか防衛戦をやらせたい」とリップサービス。比嘉も「やりたいですね。その時は(島民が試合に釘付けで)島を車が走っていないようにお願いします」と笑いながら答えた。

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2017年6月11日のニュース