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IWGPヘビー級選手権 時間切れ引き分けでオカダ・カズチカが6度目の防衛 時間切れ引き分けで

[ 2017年6月12日 00:00 ]

新日本「DOMINION」 ( 2017年6月11日 )

 新日本「DOMINION」は11日、大阪城ホールで行われた。メインイベントのIWGPヘビー級選手権は60分時間切れ引き分けでオカダ・カズチカが6度目の防衛に成功した。

 序盤からエンジン全開。互いに持ち味を見せる。1月4日の東京ドーム大会の46分45秒を超え、50分を過ぎても、お互いに技を繰り出し、勝負はつかず。59分すぎにはオカダがドロップキックからのレインメーカー(短距離式ラリアット)を決めるがカバーにいけず、結局時間切れのドロー。オカダはコーナーに座り込みなかなか動きない。ケニーはバレットクラブの仲間に担がれて引き揚げた。オカダはマネジャーの外道からマイクを渡されると「超満員の大阪城ホールの最高の空間。勝つという最高の結果にはならなかったが最高の60分でした。そして、この俺が最高のIWGPヘビー級王者です」とアピールし大歓声に包まれた。なんとか立ち上がると「まだまだ最高のIWGP、新日本に、プロレス界に、世界に金の雨を降らすぞ」とレインメーカーポーズを決めた。

 試合後、インタビュースペース。初の60分戦いベルトを死守したオカダは「まさか60分かかる相手とは思わなかった。倒せない相手がいるとも思わなかった」とケニーのしぶとさに脱帽する。その時、突然バレットクラブのCodyが現れ「次は俺が相手だ」といきなり、挑戦表明。祝杯用のビールを勝手に飲んで、オカダに吹きかける暴挙に。なんとかこらえたオカダは「いいんじゃないですか。米国でも知られているし、正式に決まれば面白い」と話し、7月1日の米国大会での挑戦となりそうだ。

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2017年6月11日のニュース