亀海、打倒コットに強気　元４階級王者の“計画”「崩す気満々」

ＷＢＯ世界スーパーウェルター級王座決定戦   同級１位ミゲル・コット≪１２回戦≫同級５位・亀海喜寛 （ 2017年8月26日    米カリフォルニア州カーソン ）

ゴールデンボーイプロモーションのロゴ入りＴシャツを着て帰国した亀海喜寛
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　元４階級制覇王者ミゲル・コット（３６＝プエルトリコ）との対戦発表会見に出席した元東洋太平洋ウエルター級王者・亀海喜寛（３４＝帝拳）が、成田空港着の航空機で米ロサンゼルスから帰国した。

　会見後は現地メディア約１０社の取材を受けたほか、メディカルチェックやトレーニングをこなすなど当初の予定を変更して１０日間滞在。大ファンだったというコットと対面し、「眉間にしわを寄せているイメージがあったけど、フレンドリーだった。あれだけ背が低いのにミドル級（王座）を獲ったのは凄いと思った」と感想を口にした。

　米国での亀海をプロモートするゴールデンボーイプロモーション（ＧＢＰ）は今回、残り２戦での引退を示唆しているコットと契約。ＧＢＰを率いる元６階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ氏は１２月２日にコットのビッグマッチを計画しており、亀海は“通過点”とみなされている。

　亀海は「オスカーは、ビジネスマンなので仕方ない」と苦笑しながらも、「申し訳ないけど、（計画を）崩す気満々です」と番狂わせを誓った。