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井上弟8月に復帰戦 来年は世界戦視野「兄弟で世界王者が夢」

[ 2017年6月6日 05:30 ]

右拳骨折から1年ぶりの復帰戦が決まった井上拓真
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 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)の弟で元東洋太平洋同級王者の井上拓真(21=同)が8月30日、後楽園ホールで1年ぶりの復帰戦を行うことが発表された。4度の世界挑戦経験を持つ日本同級9位・久高寛之(32=仲里)とバンタム級で対戦する。

 井上拓は昨年末の世界初挑戦が決まっていたが、練習中に右拳を脱臼してキャンセル。ほぼ同じ箇所を痛めて1年のブランクをつくった兄と同じく離脱中は左のパンチやフィジカルを強化し、「左がスムーズに出たり力強く打てるようになったと感じる」と話した。大橋ジムの大橋秀行会長は来年にバンタム級かスーパーバンタム級で世界挑戦を計画。井上拓は「まずは復帰戦にしっかり勝って、最終的には兄弟で世界王者が夢」と誓った。

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2017年6月6日のニュース