×

村田 エンダムと再戦したら勝てる?「自信はありますけど…」

[ 2017年5月29日 08:15 ]

エンダム(左)に不可解な判定で敗れた村田
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦で不可解な1―2判定により敗れた村田諒太(31=帝拳)が28日に放送されたTBS系「情熱大陸」(日曜後11・00)に出演。試合を終えて数日後の正直な思いを口にした。

 不可解な判定は判定直後から物議をかもし、WBAのヒルベルト・メンドサJr会長が「怒りと謝罪」を表明し、再戦指令を出すほどだった。

 村田は世界戦について「正直負けたという感じはないんですよね。自分の方が弱かったということはない」としつつ、「でも負けは負け」と振り返った。「悔しいことは悔しいですよ。なんぼ世間で勝ってたかどうか言われたって、手元にベルトがなかったら何にも残らないし」と本音を漏らした。

 その一方で初の世界挑戦は「試合はすごく楽しかった」という。「リアルを求めなきゃいけない。勝てるか勝てないかわからない選手とやることが…。向かっていく、挑戦していくという態度がなければ楽しめないんだな」「プロになって初めて試合中にテンション上がりました」と説明した。

 再戦したら勝てるか?という質問に「自信はかなりありますけど、昔負けた相手とやって次やったら勝てるかと言われた時に『勝てますよ』なんて言ったら『いやいや、お前負けてるやん。そんなこと言うなよ』って思っていたので。自信はあるけれど、あんまり言いたくない言葉ですね」「遠吠えになるので、やめましょう」と複雑な心境も明かした。

続きを表示

2017年5月29日のニュース