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山中、日本記録13連続防衛へ強敵サウスポー相手「気持ち引き締まる」

[ 2017年5月25日 05:30 ]

ゴルフ場でシャドーボクシングを行う(左から)山中慎介、ホルヘ・リナレス、三浦隆司
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 WBC世界バンタム級王者・山中慎介(34=帝拳)の13度目の防衛戦が8月後半、同級1位ルイス・ネリー(22=メキシコ)との指名試合になると帝拳ジムの本田会長が明らかにした。日時と会場は未定だが、防衛に成功すれば元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高が持つ13連続防衛の日本記録に並ぶ。

 山中はこの日、同僚の三浦隆司、ホルヘ・リナレスと千葉県成田市のゴルフ場で21日から行っている走り込み合宿を公開。「9月ごろと聞いていたが、8月までも十分な調整期間がある。この時期の合宿でちょうど良かった」と語った。

 サウスポーのネリーは23戦全勝(17KO)で“パンテラ(ヒョウ)”の異名を取る。「パワーはけっこうあるが、スピードはあまり感じない。ディフェンスはL字ガードで、うまさもある。フック系のパンチに気をつけたい」と分析し、「決まると気持ちが引き締まるし、1つ前の試合より確実にモチベーションは上がっている。記録は意識していないが、記録が懸かる試合の相手がネリーというのは良かった」と強敵を歓迎した。

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