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「あしたのジュン」の異名 女子ボクサー矢吹純、タイトル奪取に意欲

[ 2017年5月23日 13:46 ]

“魅せるボクシング”を宣言した矢吹純
Photo By スポニチ

 「あしたのジュン」の異名を取る女子ボクサー、矢吹純(26=協栄)が7月10日、東京・後楽園ホールで行われる亀田和毅(協栄)―イバン・モラレス(メキシコ)の前座に出場することを発表した。対戦相手は未定だが、日本女子王者初代決定トーナメントのミニマム級準決勝となる見込み。

 東洋太平洋ライトフライ級1位で、日本女子ランキングではフライ級2位の矢吹は23日に東京都新宿区の協栄ジムで会見し、「日本王座はライトフライ級がないので、(フライ級へ)上げるより(ミニマム級へ)下げる方がいいと判断した」と話した。

 幼稚園から初めて剣道は三段の腕前で、実業団でも続けていたが、「剣道は4面から6面でいっせいに試合をするけど、ボクシングはリングが1つ。その輝きが自分に合っている」と転向。ここまで7戦全勝(3KO)で、亀田興毅トレーナーも「実力がある。今まで出てきていなかったが、ようやく表舞台に出てきた。協栄ジムのエイドリアンかな」と映画「ロッキー」シリーズのヒロインになぞらえて期待した。

 矢吹は「タイトルマッチは小さい頃からテレビで見ていた大きな舞台。ベルトには憧れがある」と抱負を語った。

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2017年5月23日のニュース