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リング騒然!失格パンチに怒ったセコンドが暴挙

[ 2017年5月21日 12:56 ]

 プロボクシングのIBF世界スーパーミドル級暫定タイトルマッチ12回戦は20日(日本時間21日)に米国メリーランド州で行われ、同級3位のアンドレ・ディレル(32=米国)が同級1位のホセ・ウスカデギ(26=ベネズエラ)に8回失格勝利で暫定王座に就いた。

 ウスカデギは8回終了のゴング後に左フックを繰り出すと、これがディレルの顔面にヒット。キャンバスに倒れ込んだディレルは試合続行不可能となり、レフェリーはウスカデキに失格負けを宣告した。

 トラブルはこの後に発生。セコンドに入っていたディレルの叔父がウスカデギに近づくと、お返しだとばかりに左右のパンチをベネズエラ人にお見舞い。これにより、リング上が一時騒然となった。

 「こんなかたちで王座になど就きたくない。はっきりと勝負をつけたかった。ウスカデギのゴング後のパンチは許すよ」。試合後にそう語ったディレル。叔父の暴挙については「彼のしたことを謝りたい。どうか許してほしい」と周囲に懇願した。

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2017年5月21日のニュース